電池などを使わなくても、2種類の金属があるだけで電気を作れるという話しはご存知でしょうか。

例えば銅と鉄の針金を捻って繋げてつなぎ目を二つ作り、片方は温める、もう片方は冷やすというように温度を変えると電気が発生します。
金属の一方を冷やす、もう片方を温めると加熱したところでは電子が暴れながら冷やした方へ移動します。
そこで性質の違う別の金属を繋げると元の金属では電子が大きく反応しているのに対し、新しく繋げた別の金属の電子はゆっくりとした弱い反応になります。
これを全体として見ると、一方方向に電気が流れているということになるのです。

この仕組みを大量に利用すると、少ない熱で多くの電気を発生させることが可能で、実際に利用した装置も多く開発されています。
例えば電気の無いアフリカの奥地では、発電鍋という鍋が使われており、中に水を入れて湧かすことで発電しています。

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