
切削加工は、金属を中心に木材やプラスチック加工等、様々な造形作業において一般的な加工手段となっています。
今回はその中でも旋盤で行なう時の切削加工の種類をご紹介します。
まず「外丸削り」は、工作物の外周を円筒形に旋削する加工方法で、切り屑がまるでバネのような、クルクルと円を描いた物になるのが特徴です。
続いて「端面削り」は工作物の平面(端面)を旋削する加工方法となります。
切り屑は外丸削りと似たような丸みを帯びた物になりますが、前者は一本の長い切り屑になるのに対し、こちらは細かく千切れがちになります。
そして「テーパ削り」では、工作物をテーパ状に旋削する加工方法です。
テーパ状というのは円錐状に傾斜した形状の事で、先が細くなっている形状の事を指します。
これまでの加工法とは少し違い一気に削るのではなく、少しずつ削っていく必要があるのが特徴です。
コメント
この記事へのトラックバックはありません。
この記事へのコメントはありません。