鋼球が出来る過程

ボールベアリングは自転車の車輪や電車の車軸やリール、風力発電などに使われていて、私たちの生活には欠かせないものとなっています。
そしてこのボールベアリングに使われているのがたくさんの鋼球です。

ボールベアリングに使われている鋼球は真球でないと滑らかな動きになりません。
では、一体どうやって真球の鋼球をこんなに沢山作っているのでしょうか。

鋼球の原料は「鋼鉄」という炭素を含んだ鉄合金の線材です。この線材を決められた長さに切って成形していきます。
切断された線材は圧縮機にセットされ、およそ10tの力で圧縮されてダイスと呼ばれる金型により球体となります。
ここで成形された球体は「原球」といい、球体ではあるもののまだ表面が凸凹としている状態です。

続いてこの原球をフラッシング機にかけて凸凹を削り、さらに表面を滑らかにしますが、この作業が終わってもまだ少し凸凹は残っています。
これを何度か繰り返してバリを完全に取り除いたら、今度は軸にかかる重さに耐えられるように強くしていかなければなりません。

硬くて丈夫な鋼球にするために、およそ810℃まで熱してから60℃あたりまで急冷します。
そして続いて先ほどよりも低めの温度に熱して再び冷ます、という熱処理を行い、最後に決められた大きさの真球になるように精密研磨を行なったら完成です。

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